
我々消防団は地域防災の要として、
自らの地域は自らで守るという精神で市民の皆様方の
「安全で安心な暮らしを築く」ために日々活動しています。
火災出動のみならず、地震、津波、風水害といった大規模災害発生時における救助活動,避難誘導等に従事し、平常時には火災予防の啓蒙活動,応急手当の普及指導など多岐に渡り重要な役割をはたしています。
しかし,近年の社会情勢の変化に伴い、
団員数の減少により消防団も様々な課題に直面しており、時代と共に大きな変革の時期を迎えていると思っています。
だからこそ、多くの方にホームページといった手軽に見れるもので、
消防団の活動を知ってもらいたいと思い作成をお願いしています。
これを機会に、多くの方に興味を持ってもらえたらと思っています。
部長からの挨拶

消防団のホームページを作成させて頂くことになりました。
入団3年目の庄子です。
今回は消防団に入る前に不安だった、
「いつ、何を、どのように」行っているのか。
そして、六丁の目伊在部では何をしているのかを
具体的にページにまとめてみました!!
このページを見ることで、
少しでも消防団に興味や理解が深まり。
入団予定の方には安心してもらえれば幸いです。
はじめまして
消防団は何をするのか?
私が入団する際に不安だった事は
消防団で「なにをするのか?」でした。
そこで一部ではありますが、ここでは主な活動を簡単に紹介します。
災害出動
夜間巡回
消防団では火事での出動が主です。
そこでは規制線を張ったり、交通誘導、ホース撤収など
必要に応じて様々な活動を行います。
そして、
火事もさることながら、
風害や水害までも出動します。
台風などで川の氾濫が警戒される場合は
夜通しポンプ小屋で待機する場合もあり。
これには大変驚きましたが、
自分にとっては凄く貴重な体験でした。

地元住民の方とともに、
防災の知識や災害時に必要なスキルを指導する活動です。
救急救命講習や地元の小・中学校と連携しての
土のう作りやバケツリレーなど。
多岐にわたりますが、
最初に参加したときは学生の子と共に教えられる側で。
土のうの積み方など、全く知らず四苦八苦したのは良い思い出です。

みなさんは夜に「カンカン」という音と共に、
赤色灯を回している消防車をみたことはありますか?
私は消防団に参加する前までは
消防署の方がしているものだと思っていましたが。
実は消防団ごとに
自分の所属地域を巡回しているんです!
この夜間巡回には「火の用心」の意図があり、
地域の方に火の危険性を伝えています。

予防活動
大きな行事
ほかにも消防団には大きな行事活動があります。
ここではその行事を月ごとにご紹介します。
※なお、年によって行事月や内容などが変更になる場合もあります。
この他にも各種訓練も行っております。

5月
・若林水防訓練

9月
・防災の日活動

3月
・林野火災
・遠距離送水訓練

5月
・仙台市水防訓練

11月
・若林消防用機械器具点検

8月
・若林消防団特別点検

1月
・仙台市出初式
近年の成績
消防団の質を評価される行事が
「特別点検」「マスター試験」などといった形で存在します。
優秀賞
指揮者
斎藤喜之
1番員:遠藤真吾 2番員:庄子喜郎 3番員:佐々木悠介
特別点検成績
特別点検は分団が一堂に集まり、日頃の訓練の成果や技術を披露する舞台です。
「小型ポンプ基本操法」「ロープ結索訓練」「訓練礼式」など各種競技ごとに争われます。
選手は会社と家族の了承のもと、休日や仕事終わりに集まり、時には夜遅くまで練習します。
平成27年度小型ポンプ基本操法
平成28年度小型ポンプ基本操法
最優秀賞
指揮者
阿部吉史
1番員:遠藤真吾 2番員:阿部由 3番員:佐々木喜法
平成29年度小型ポンプ基本操法
最優秀賞
指揮者
庄子雅章
1番員:遠藤真吾 2番員:阿部由 3番員:佐々木喜法
平成30年度小型ポンプ基本操法
第3位
指揮者
角田和弥
1番員:庄子大輔 2番員:阿部由 3番員:佐々木喜法
令和1年度ロープ結索訓練

最優秀賞
指揮者
斎藤佳史
1番員:庄子大輔 2番員:斎藤真吾




消防団マスター試験
コロナ禍において、さまざまな訓練や研修が実施できない中。
消防団活動の技術と知識の保持につなげるために今年初めて実施された試験です。
80点以上の得点を取得した団員には、「消防団マスター」の称号が与えられるそうです。
斎藤佳史
令和2年度消防団マスター試験合格
班長
角田和弥
筆頭班長

功労賞
令和5年度小型ポンプ操法

最優秀賞
指揮者
庄子潤一
1番員:庄子隆幸 2番員:斎藤真吾 3番員:阿部伸佑